照射済燃料実験の流れ

 発電用原子炉で使用された燃料は原子力科学研究所の燃料試験施設に搬入され、詳細な検査の後でNSRRパルス照射実験のための短い実験燃料棒に加工されます。
 NSRRに搬入された実験燃料棒は、セミホットセルにおけるセンサー類の取付け、セミホットケーブにおけるカプセルへの封入、NSRR炉心への装荷を経てパルス照射実験に供されます。その後、逆の経路を通ってカプセルごと燃料試験施設に戻され、様々な照射後試験が行われます。