NSRRは、反応度事故(*)に対する原子炉の安全性を研究するための専用炉として建設されました。1975年6月の初臨界以来、40年以上にわたって順調に運転を続けており、これまで3289回のパルス運転、1370回の燃料照射実験を実施しています。(2024年10月末現在)
(*)制御棒の飛び出しなどにより原子炉の出力が暴走する事故です。
 また、現在NSRRでは、燃料溶融などのシビアアクシデント時の現象を模擬する実験を進めています。この成果を通して、東京電力福島第一原子力発電所における炉内状況の把握に貢献し、廃止措置の早期達成に役立ちたいと考えています。

お知らせ

・2012年10月 1日:NSRRホームページの公開を開始しました。
・2020年 3月24日:新規制基準への対応が終了し、運転を再開しました。
・2024年11月 1日:情報の更新、パンフレットのリンクを追加しました。

NSRR紹介